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航海日誌 #4

やあ、諸君!!船長のレオだ!!

今日は海賊の本懐である”盗み”について話そう

日常様々なところに盗みは存在する

そして我々は知らない間に盗んだり盗まれたりしている

さあいってみよう

①意識を盗む

我々は情報過多な時代に生きている

暇などない

テレビをつければ、新しい芸人・アイドル・・・、

新しいドラマにニュース・・・、

パソコン・携帯をひらけば、

会った事のない人のSNS更新情報

Yahooニュースやお得情報

それらは全て簡単に自分の意識に土足で上がり込んで来て、簡単に自分の意識を占領する

全てこれらは受け身の情報であって、もともと欲しかった情報ではない

そして時間が過ぎて、意識も疲弊し、眠りに落ちる

逆にいうと、物売りの視点からするとこれらを有効に使う手立てはない

相手の意思に入り込み、そして相手の興味・関心、そして最後は商品を買ってもらう

我らは知らない間に盗み・盗まれているということを理解すること

 

②技術を盗む

職人なんかが一番わかりやすい

昔ながらの気質な職人は決して弟子に技を手取り足取り教えたりなんかしない

最近は人手不足と時代の変化から人材確保のために手を替え品を替え職人たちも変化して来たが・・

和の国に、”守・破・離”という哲学がある

詳しいことは詳しい奴から学べ (以下SHUWAさんURL参照)

師匠に言われたこと、師の流儀・型を習い『守る』こと。
師の流儀を極めた後に、他流も研究すること。その型を自分と照らし合わせ、自分に合ったより良いと思われる型をつくることにより、既存の型を『破る』こと。
自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこと。師匠の型、そして自分自身が造り出した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から『離れる』こと。

http://www.shu-wa.jp/staffblog/12734/

学ぶとは真似ぶ、という

人は生まれながらに親の真似をして学ぶ

幼い子供に”真似っこ猿”というと”真似っこ猿”とオウム返しにあう

猿でもオウムでも何でもいい

とりあえずパクれ

 

さらにいうと、技術を盗むということは、盗めるまでの技術が必要なんだ

かの有名な野球選手のバッティングを見て、さあ盗んでもいいですよ、と言われても盗めることは難しい

そして逆にいうと、盗める・盗まれる技術ということはそんなに難しくないということなんだ

簡単に盗めるということは、財産を鍵もかけずに家の前においておくような物だ

そんなもんどんどん盗め!!

簡単に盗まれるようなものに恨みっこなしよ、ということだ!!!

 

③考えを盗む

アイディアは盗め

思想を盗め

哲学を盗め

基本的に0から1へ作り上げることは本当に難しい

そして誰かが0から1へ作り上げたものを他人が1から10に、10から100に作り上げる

0から1へ作り上げるが難しかったら、他人が作ったものを1から10にするんだ(2だって構わない)

何だっていい

考えも人から聞いていいなって思ったらパクればいい

いいとこ取り・つまみ喰いでいい

全部を入れる必要はない

こいつの考ええーやん、あいつの考ええーやん

全部パクってガラガラポンすればいい

そもそも人間が違うから全コピーなんて無理

他人の考えを取り入れた瞬間に自分のオリジナルになる

だから同じ情報を入れても、出てくる結果は異なる

同じ自分でさえ5年前、今、5年後で結果が異なる

だからいい考えだと思ったら盗め

考えも知識は盗み放題だ!!

いらなくなったら捨てればいい!!

 

以上、君も一介の海賊・荒くれ者・従順ならざる者だろう?

この時代、ワクワクしてくるじゃないか

さあ、それがわかったなら盗みにいってらっしゃい!!!

レオ

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