航海日誌 #3

やあ、諸君！！！船長のレオだ！！！

近ごろ陸での仕事が増えてきた

船を停泊しなければならないことがある

時間と労力を個人の強い意志によって天引きしなければ

一向に船は進まない

ただ嘆くことなかれ

一度でも飛び出してみたからこそ、そこには大きな違いある

行きたいところがあること

やりたいことがあること

それらに気づくだろう

陸の仕事をしている間はどうも海に出たくて仕方がない

ただこの状況自体はそもそも想定内であったこと

想定内だったからこそ君は君のことをダメなやつだとか思ってはいけない

船が潮の流れに乗って進んでしまえば結構だが

それ以前に長旅のための食料の確保、時には剣や銃、大砲を用意するのに

資金調達等の時間を費やさねばならないこともある

むしろプラスに捉えるべきで、

最初から船はうまく進まないことや長旅になることがわかっているからこそ

陸の仕事があることはありがたい

こちらはいち早く船を出航させたのだ

そして風のように気ままに進むのだ

船を早く出航させたからこそ

天気を読み、波を読み、舵の取り方、帆の張り方、

学ばなければならない事柄もわかったし

そしてそれらを少しずつ学んでいけばいい

さらに陸の仕事をするにせよ 学ぶこともある

常に陸にいる時でも、海だったらどうか常に考えて過ごせばいい

またそれが不安なら出来るだけ海に近いところにいれば安心だ

山奥でしか出来ない仕事もあるが、もし場所にそこまで縛られないのであれば

自分の船を停泊させている海に近いところにいるといい

一度山奥まで入ってしまうと出てくることが出来なくなってしまうかもしれない

まあそれも一つの結果だが、

とにかく自分がどこに住みたいところか意識しておくことが大事だ

船を停泊すること自体は悪くはない

自分の意思とは別に船が流されてしまうこと

不本意に船を失ってしまうことは避けたい

とはいえ、仮に船を失っても、結局はまた船が欲しくなる、それも一つの結果だ

だったらもう一度 船を作ればいい

船を失ってもそこまで固執しなかった、それもそれで一つの結果だ

いかなる結果が待ちわびようとも、行動の上に結果があったのだ

そして君はその結果の上に、次の行動を起こすのだ

君はこれからする君の行動に責任を持たなければならない

そして、その結果を後悔してはならない

仮にその結果が想定とは違った結果で現れても君はそれを誇るべきだ

そして最後に

おばあちゃんがよく俺に言い聞かせてくれたことを紹介しよう

『青いクマと共に生きていきなさい』

あ：焦るな

お：怒るな

い：威張るな

く：腐るな

ま：負けるな

それはどんなことをしててもだ

どんな空を見ようが、どんなものを食べようが、どんな仕事をしようが、

青いクマは君をいつでも守ってくれる

君はそんな青いクマを大切にしなければならない

そして、青いクマは君をもっと自由にしてくれる

さあ、それがわかったら胸張って 青いクマと一緒に いってらっしゃい！！！